浅草サンバカーニバルに行った話
先日、念願のイベントに行くことが出来た。
浅草サンバカーニバルである。
ポスターがなんだかしょっぱい、公式サイトも頼りなさげ、なのに毎年テレビでちょっとだけ触れられるこのイベント。
どんなもんかと気にはなっていたが…
楽しかった。
そして予想以上の混雑。どうせ誰も行きたがらないだろうと一人コソコソとサンバを見に行ってみたわけだが。
一人で見てるやつ、わたししかいないんじゃなかろうかと思われるほどに、みんなそれぞれ場所を確保して酒盛りしていた。
そして人の熱気もあってか1.5割増くらいで暑い。
サンバチームそれぞれがコースを練り歩くわけだけど。
そりゃもう色とりどりキラッキラの女子やらキッズやら、たまにおじさんもいたなぁ。
後半戦に差し掛かったあたりで浅草に到着したため、むちゃくそ混雑してる中をわがままボディ割込ませて場所を確保してみたけど。
しかしやっぱり一人で来てそうな人がいない。
あろう事か私の右隣はカップル。
よかった。こういう時の為に一眼持ってきて。
そう。さみしい子じゃないの、わたし。
趣味の人なの。
で、サンバチームはかなり大所帯なので、1チームが通り過ぎるのに10分以上掛かる(体感だけど)。
で、1チームが通り過ぎると次のチームが目の前まで来るのにまた10分くらいかかる。
この10分の間、右隣のカップルがかなり斬新だった。
女性が「このまえ超面白いことがあって」…キタ。絶対こいつつまんねぇ話するぞ、と思ったら本当につまらない話をだった。
なんと鉄板通り…と思ったら、男性爆笑してるじゃないですか。
「ウケる〜」って、まじか。愛情補正や片思いフィルターで見た目がよく見えるって話はよく聞くけど、つまんねぇ話が面白く聞こえるって話は初めて聞いたぞ。
彼女の話は止まらない。やがて話題が移って、職場の嫌なことを話し出した。
しかし男性「ウケる〜」。
壊れたテープレコーダーのように、彼女への相槌がほぼ「ウケる〜」。
しかし彼女は気にしない。色んな話をして、毎回毎回返って来る「ウケる〜」。
さすがにちょっと戦慄した。
なんの話か忘れかけてましたが、要するにサンバカーニバル、一見の価値はあるよ！ってこと。
来年も見たいなー。むしろ出たいなー。
