かぞくのくに

無知なわたしには切々と語る資格も無いだろう。

ただ、人間には運命だとか宿命だとかそういうファンタジックな力ではなく、現実として確かにある力を前にしても抗うことができないことがある。

後悔、戸惑い、願い、希望。一個人とその周囲の人々の数だけ心がある。

それはとても歪な多面体で、色々な面を互いに見せあいながら生きていく。

どのような力の元にある者にもどこでも行ける権利、誰とでも互いを見せあえる権利、そういう当たり前のことができる権利が与えられる世界になることを願うばかりです。

なんて、イマジンではないんだけど。

日本も不思議な国で、さらに不思議な国がそばにある。ありすぎる、とも言えるけど。

安藤サクラ、美人カワイイ！って感じではなく、すごく普通なのがすごくいいんだよなぁ。演技もなかなかいい。

いい女優だとわたしは思う。

井浦新老けたなぁ。でもピンポンの頃より今の方が段違いにカッコいい。

たぶんジジイになってもカッコいいんだろう。羨ましい年の重ね方だ。