ホドロフスキーのDUNE
ホドロフスキーのDUNEを観てきた。
去年から楽しみにしていたのだが、有楽町イトシアの映画館は結構空いてた。
素直な感想はつまり、もう一回観たい。
他人の武勇伝が面白い確率なんて1割くらいのものだろう。
年寄りの思い出話もまた然り。それでも武勇伝よりは面白い確率は高いと思うけど。
で、ホドロフスキーは齢85にして、40代で見た大きな夢と待ち構えていた挫折を語るわけで。
勿論観客はホドロフスキーのこの壮大な映画計画が頓挫していることを知っている。
この爺ちゃんが若かりし頃どんな夢を描いて、何故に失敗していったのか。自称映画好き人間たちの野次馬魂も相当なもんだと思う。
いや、野次馬魂を焚きつけるこんな企画を作ったヤツの商魂逞しさに恐れいった、という方が適切だろうか。
ところで、予想はしていたのだが上映中も喋ってるやつがいた。
間違いなくアレだ。
映画通を自負する部類のヤツらだ。
言い方は悪いがこんな映画観たがるヤツはほぼ同類だと思う(自分含め)。
つまり自分も連れがいたら間違いなく他の方々に迷惑を掛けてたに違いない。
本当に一人で行って良かった。
次回はもっと人がいない時に改めて一人で観たいと思う。