俺物語
たぶん今連載されている少女漫画で唯一読んでいるのがコレである。
(単行本で追っかけ読みしかしてないけど)
2012年のこのマンガがすごい!の女性部門一位だっけ?
どんなもんかと読み始めたら。
普通に面白かった。
簡単に言えば男子高校生が主人公の恋愛マンガであるけれど。
本作の表紙の何が目に付くって、主人公の猛男がスラダンの赤木みたいな感じのゴリラ系男子であること。
猛男は小学生男子のピュアな部分をそのまま成長させたような、言わば男子に人気のある男子である。
ここに、「ふつーならこっちが主人公の彼氏として出てくるでしょ」って感じの猛男のイケメン秀才な幼馴染の砂川や、猛男を愛する彼女の大和なんかが絡んでくる。
ストーリー自体は結構平凡な今時の高校生ライフを描いている印象。
お互い初めての恋人にドキドキしたりときめいたり、なんか甘酸っぺぇ!
今のところ誰か死んだりとかそういう事も無く、安心して読めます。(そういう重苦しい展開の少女マンガはちょっと苦手なの)
ストーリーも普通、絵柄も普通、なのについつい新刊に手を伸ばしてしまうのは、猛男のピュアなアホさと、いつまで経っても彼女を苗字で呼んでるというなんとももどかしい感じの絶妙なバランスじゃないかと思っとります。
いいなあ。あんな甘酸っぱいキャッキャした思い出、あたしにゃー無かったよ。
今からでも…いや、もう諦めよう。