ドバイに行ってみた そのに
前回までのおさらい
ワープアを体現する貧乏OL姉妹が年末年始にドバイに行ってみました。
ことごとく人様の予想を裏切る「何もしてない感」。カリファの花火をすっ飛ばし、紅白を見て寝た翌日手ピカジェルの味のもやしを食べたわたしたちのその後とは…?
ホテルの近くにスーク(市場みたいな)があるとのことで行ってみました。
ゴールドスークは貴金属のお店がたくさんあります。
スパイススークは香辛料のお店がたくさんあります。
以上。
いや…なんかこういう市場みたいなやつ…
実際そんな面白くないよね。
客引きウザいし。
これはゴールドスークで見られる世界一大きい指輪です。
インド人観光客が群がってたなぁ。
アブラ?とか言う水上タクシーに乗り込み対岸へ。
こんなん
所謂旧市街なのかな?なんかよく分からないけど雰囲気ある建物がちらほら。
正直、夏にトルコ行って似たような建物を沢山見てきたのであんまり感動がないという最低なわたし。
とりあえずさ、今日はせめてドバイファウンテン見ようよ!
と、薄い感動の中いま再びメトロに乗り込み近代都市群へ。
昨日もドバイモール行ったし噴水ショーは18時以降だから違うモール行ってみようよ、とエミレーツモールへ。
もう、モールばっかり!
エミレーツモールは屋内スキー場があって、モールの中からも少しスキー場内部を見られます。
こんなん
なんかアナ雪な装飾のイベントやってた模様。どこでも人気なのね。いまだに。
安定のフードコートで昼食を取るわたしたち。
妹曰く、このとき食べたイタリアンのファーストフード店のラザニアがこの旅行中一番美味しかったものだそうです。
もうね、きみは日本から出ないほうがいい!
買うものも無いのにお買い物スポットに来ても面白くないよね(笑)と、ドバイモールへ戻り(またモール…)、ドバイファウンテンのショーを待つことに。
ドバイモールには水族館もあって。
無料で水槽を眺められるスポットから見ておきました。
水族館いきたいね。
うん。いきたいね。ここ広いんだって。
そっか…疲れたね。
うん。疲れたから広い水族館は行けないね。
うん。行けないね。
日本でさ、またサンシャインとか行けばいいよね。
うん。そう思うな。
またもやこのパターン!
そろそろ噴水ショーやで、と絶景ポイントらしきところをガイドブック片手に右往左往して見て参りました。
わっしゃああああ!ってなってた。
背後にエミレーツホテル?というポイントで見ましたがけっこう水しぶきで濡れます。
これエミレーツホテル…だとおもう。
噴水ショー二回見て、そろそろ帰ろうか、と駅に向かうも大渋滞。
ドバイモールからの専用通路に芋洗い状態どころかすし詰め状態…
すし詰めを一時間耐えきり駅に到着。
ICカードをタッチするも
は い れ な い !
残金確認して乗り込んだのに!なんでや!とインフォメーションカウンターへ。
拙い英語は無視され、いいからカネ出せと言われる哀れな日本人姉妹。
なんか腑に落ちんよなぁ!とぶーぶー言ってましたが。
ドバイメトロのカードにはルールがあるようで。
そのルールに沿って考えると
- 片道しか乗らない場合でも往復分のお金を突っ込んでないとダメ
- 片道、往復の別は単純に偶数回数目に乗るか奇数回数目に乗るか、でしか判断してないっぽい
としか考えられない。つまり今回は…
ホテルの最寄り駅→エミレーツモール駅
(1回目※奇数回数目)
エミレーツモール駅→ドバイモール駅
(2回目※偶数回数目)
ドバイモール駅→ホテルの最寄り駅
(3回目※奇数回数目)←ここで、ドバイモール駅とホテルの最寄り駅の往復分の運賃以上の金額が入っていないからゲートが開かなかったんだとしか考えられない。
わかりづらいわ!
もう乗る予定の無いドバイメトロカード、先着で1名様に差し上げます。
正にくたびれた、としか言えない状況でホテルに帰り、そのまま就寝。
明日はチェックアウトまでダラダラしようぜ、と、まるで今迄テキパキと機敏に観光していたかのような寝ぼけたことを言い合うわたしたち。
さぁ!最終日だよ!
ごちゃごちゃしたビュッフェでもさもさ飯を食い、ダラダラ風呂に入りノロノロ着替えてチェックアウト。
空港までのお迎えが来るまでは荷物預けておいてオッケーとのことでとりあえずまた街をふらつく。
が
金曜日!
なんかあちらのお国では、金曜日はお休みの日らしくてやってるお店はレア&ちょうどお昼時に出たため、開いている数少ないお店でさえお昼休みを取られているため現状クローズ状態。
とりあえずあっつい中ゾンビのように街を彷徨き、マックは開いていることを確認したためとりあえずマックへ。
向こうのオリジナル商品?
マックアラビア!
あれ?写真撮ったはずなのに…無い!
説明すると、グリーンのパッケージにピタパンみたいなので挟まったチキンのパテとレタスとトマト、という感じです。
結構ボリューミーで割と食べやすいお味なので、UAEを訪れた際はご賞味ください。
たしかセットで30ディルハムくらい。
ここで、唯一申し込んだオプショナルツアー「デザートサファリ」のお時間。
性格を表すと
姉→非社交的な人見知り
妹→無駄に社交的
英語能力を表すと
姉→ヒアリング出来ても回答出来ない
妹→なんかわからんけどYes!No!で乗り切れ!みたいな感じ
ひたすら「今なんつったの?」と妹に聞かれるままざっくり内容を伝える作業に勤しんでいたら、ツアコンさんに言われました。
ノリは英語喋らないの?
言ってやりました
日本人は外国語苦手な人が多い
ツアコンさん
無言
ノリのいい妹と仲良くされていたので良しとしましょう。
わぁああ!めっちゃ砂漠や!
ラクダ!かわいい!ラクダ!
ちなみにこのアクティビティは4WDのお車で砂漠を縦横無尽にドライブするって感じです。
インド人のご一家と相席でしたが、おそらく私たちと同年代くらいのそこの娘たちがやたらにはしゃいでおりました。
助手席にいる父親にスマホをわたし、景色を撮ってもらおうと算段していたようです。
ところがお父ちゃん、スマホの使い方もよく分かんないようで娘がキレ出し、ようやくムービーモードになったと思ったけど。
後部座席のわたしから見えるスマホの画面には
車のダッシュボードしか写ってない!
おそらくホテルに戻ったら家族会議だったと思われます。
ドンマイ!
さて、ドライブの後はラクダに乗れるということで乗ってきましたよ。
かわいい
これを見てお判りかと思いますが、ラクダ結構高いです。ちょっと怖かった。
なお、乗り心地ですが、案外硬めでした。
悪くはない。
ちなみに
このようなオールスターとスニーカーソックスでしたが。
靴下の中まで砂でパンパンになりました。
(そして靴も靴下もホテルで捨ててきました。ごめんねホテルさん…)
こういった砂漠のアクティビティは履物に注意!です。
ベリーダンスショーのある野外BBQディナーということでしたが、国のお偉いさんのお誕生日?だかなんだかで、ダンスや音楽は禁止、とかなんとか言われてたんですが。
あれ?なんか来た…
ベリーダンス…?ん?
すごく豊満!
妹が「ねえ、ベリーダンスってスリムな人が踊ってるイメージなんだけど…」と言い出したので言っておきました。
「よく見なよ、あの貫禄。あれは間違いなく先生クラスだね。お師匠さんのダンス見れるなんてきっと滅多に無いんだからちゃんと見なさい」
妹「ねー。あの人さ、後ろのドリンクカウンターで給仕してた人じゃないよね?」
兼務⁉︎
ちなみに10年近く前、日光江戸村に行った時は限られた従業員で色々兼務されておりました。
食堂にいたおじさんが花魁道中ショー出てたもんなあ。。。
豊満なお姉さんも師匠か給仕さんかは謎です。
その後ホテルに戻り、帰国準備をしてドバイ空港へ。
あっけなく終わってしまいました。
すごく今日はすごく仕事にすごく行きたくなかったです。すごく。
さて、2泊5日に渡るドバイの旅。
使ったお金はいかほどか。
はい。
2万3千円。
割とこんなもんでドバイで過ごせます。
印象としては、お金があればあるだけなんでも楽しめるけど、無きゃ無いでもどうにでもなる場所って感じ。
ドバイ行くことがバレてる友人達や職場へのお土産も込みでこの値段。
悪くは無いかな。
なお、残金は初売りに消えました。
いい年してvivienne westwoodのバッグとか買っちゃった。
とりあえずその辺も補填するために、一月は仕事を頑張りたいと思います。
(白目)