ノリコのお布団で添い寝ブログ

ファンシーな煩悩のOLさん

想像力の欠如という罪

社会人生活もなんだかんだで7年くらい続いている。
短いながらにその大半を人間の生死も付いて回るような業界に身を置いているため、色々な(大半は考えてもムダな)ことを四六時中考えている。

ここ何年か考えているのは「想像力の欠如」ということについてである。
人間何か失態を犯してしまった時。少なく見積もってもその60パーセント以上は想像力の欠如がその結果を導き出したんじゃないかと思っている。

なんで突然こんな話かと言うと、お昼ご飯を食べながらニュースを見ていたらなんだか気になるニュースがあったからで。

交通事故、虐待死。
あら…また想像力の欠如に導かれてますよね、と。
物凄く当たり前の話だが、事故を起こしてしまうなんて、まさか殺してしまうなんて、当の本人は思ってないのだけど。
「思わないこと」って何より罪だよなあ、とわたしは思ってしまう。

で、法に抵触しないまでも想像しなかったばっかりに引き起こる日々の躓きはあるよなーと。

思えば5歳頃。
スポ根脳の父親のおかげで家に溢れる謎の筋トレグッズ。
子供心にシルエットが気になったのはダンベル。勿論触るなと散々言われておりました。
しかし両側に付いた球体、その二つの球体を結ぶ持ち手の、なんと手にフィットしそうなことか。
ドキドキしながらダンベルを持ち、何を思ったのか思い切り振り回した。
一体そのとき何が起きたのか理解出来なかったが、どうやらダンベルとモルタルの壁の間に指を挟んでいた。

指ってこういうふうに曲がるんだ!
爪って縦に割れるんだ!
こんなに…血って出るんだ…
…ヤバい

痛みがすーっと引いたのを覚えている。
父がスポ根脳なので勿論我が家は軍隊のような教育方針だったため、それまでも怒られまくってきた。
しかし今回は恐らく今までと非にならないくらい怒られるの確定だ。
ヒヤヒヤしながら救急箱を探し、食器棚の上からようやく救急箱を下ろして振り返ったら父親がいた。
どうやら血痕を辿ってきたらしい。狩人か。
そのままその場に正座で2時間近くお説教と愛の鞭の嵐。
その後整形外科で写したレントゲンに写った指が見事にひん曲がっていて面白かったなあ。

なぜ触るなと言われたのか。想像しなかった結果がこれである。
と、記憶の彼方のこんな事故に限らず今だにわたしも日々やらかしている。
考えるより先に喋ってたりするので、本当にごめんなさいの毎日だ。
毎日落ち込んで落ち込んでこのまま地面に埋まってしま(r

だんだんネガティブに傾いて参りましたので強引に締めますと、こちらをご覧頂いた方も運転など十分ご注意下さい。